ナノコンポジットW<外壁用塗料>

01ナノコンポジットWとは

ナノコンポジットWは、水谷ペイント(株)と科学技術振興機構 国立京都工芸繊維大学との産学官連携により生まれた外壁用塗料です。次世代の環境対策塗料の開発をめざす思いから生まれた水性高性能エコ塗料です。ナノテクノロジーと呼ばれる極小世界の技術を駆使して、きわめてハイレベルな6つの機能を合わせ持つ塗料です。

※当社は「水谷ペイント認定技術者登録」をうけた「パートナー施工店」です

02ハイレベルな6つの機能とは

1.耐汚染性

「汚れが雨で洗い流されます」セルフクリーニング機能

外壁汚れの原因物質は、ホコリ等の周りにばい煙等の油成分が付着したものです。従来型塗料の場合、この「汚れ」が塗膜中に浸入・沈着し、洗浄しても除去できなくなってしまいます。ナノコンポジットWの塗膜は、その中に無数の超微粒子シリカが緻密かつ均一に分散しているため、無機質的な(石やガラスのような)特性を有しています。これにより「汚れ」の浸入をブロックし、さらに降雨によりこの「弱く付着している汚れ」を洗い流します。

ナノコンポジットW

超微粒子(シリカ)が汚れをブロック。親水性の塗膜により、汚れがすべり落ちていきます。

従来型塗料

油成分が塗膜内に侵入し、汚れが沈着してしまいます。

2.耐変色性

「独自の重合技術(リアルシリコンテクノロジー)で、紫外線や風雨による塗膜の変色を防ぎます」

塗膜は紫外線や降雨により色や艶が劣化します。ナノコンポジットWは、紫外線や降雨に非常に強いシリコン化合物を塗膜中に導入すること(水谷ペイント独自のリアルシリコンテクノロジー)により、この変色が最小限に抑えられています。(この特性は西表島暴露試験によって確認されており、ま たJIS K 6909建築用仕上塗材で規定される複層仕上塗材の品質表示において、もっとも耐候性のある「耐候型1種」に区分されています。)

促進耐候性(サンシャインウェザーメーター)結果

3.耐炎性

「酸素を遮断する融合膜が『燃えにくさ』を実現します」

ナノコンポジットWの塗膜は、一般塗料に比べ燃えにくさに優れています。万一火災が起きた場合でも、塗膜中に含まれる有機成分と無機成分が融合膜を形成し、酸素をシャットアウト。延焼を防ぎます。従来型水性塗料では非常に難しいJISA1321難燃一級に合格しています。

燃焼テストのMOVIEはこちら↓
http://www.toso-nano.com/function/function2/movie.html

4.防カビ・防藻性

「長期間にわたり、カビや藻を寄せ付けません」

防カビ・防藻性とは、微生物の増殖を抑制する静菌作用と死滅させる殺菌作用の性能のことです。ナノコンポジットW(左側)には防カビ・防藻剤が添加されていますので、右側の写真のようにカビ等が付着する状態を防ぎ、建物の美観を守ります。

ナノコンポジットW、防カビ・防藻剤を添加
カビ付着状態

5.シックハウス対策

「シックハウスの原因物質の放散をおさえます」

厚生労働省が規制するシックハウスの原因となる化学物質のうち、塗料・塗装関連のものについて、ホルムアルデヒドが規制対象となっています。 ナノコンポジットWは、ホルムアルデヒドの放散が最も少ない「F☆☆☆☆(フォースター)」を取得。シックハウスの心配をなくし、安全・安心な住環境を実現します。

6.速乾性

塗膜中に緻密かつ均一に分散したシリカ微粒子が水の蒸発を促進しますので、従来型水性塗料をはるかに凌ぐ速乾性を実現。また、「水性」ですので、溶剤のような刺激臭もありません。塗装工事の際のご近所への迷惑を最小限におさえることができます。

上記6つの機能+地球温暖化防止の役割があり、従従来型水性塗料用樹脂に比べても、使用する樹脂(石油系資源)量が約2分の1と、人にも、地球にも優しいエコ塗料です

【ご参考】水谷ペイント(株) ナノコンポジット特設サイト
http://www.toso-nano.com/earth/index.html

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ぬるぞうくん